TIP 06: Recognition of oil on shorelines
19 May 2014
海岸に漂着する油により、油汚染事故の発生がわかる場合がある。流出油の除去並びに油の 再移動の防止及び近隣の保護の必要な地域に影響が及ばないようにするため、対象となる油 の量と種類に応じた清掃対応を計画する必要がある。汚染範囲についての信頼の高い早期の 報告と推定は、清掃作業の適切な規模を決定し、作業のための適切な人員と資機材を準備す るために非常に重要である。漂着油量の正確な推定は難しい。さらに、油の風化が著しい場 合には、油種の特定も難しい。
大規模な流出の場合には、漂着油の流出源が明らかな場合がある。しかし、流出した油の 量が少ない場合には、損害や清掃費用の求償のために流出源の特定が問題となる場合が多 い。本技術資料の目的は、読者が様々な海岸線に漂着した油の種類と量の両方を確認する ための一助となることである。
Categories: Response Techniques, Planning & operations, Technical Information Paper (TIPS)